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三川町女性殺害事件 現場から容疑者の血痕 犯行時にけがをした可能性・山形

2024年11月9日 13:35
三川町女性殺害事件 現場から容疑者の血痕 犯行時にけがをした可能性・山形

三川町で一人暮らしをしていた90歳の女性を殺害した疑いで町内の28歳の男が逮捕された事件で、殺害現場に残されていた男の血痕や指紋、足跡などが逮捕につながったことがわかりました。警察は男が犯行時にけがをした可能性もあるとみて捜査しています。

殺人と住居侵入の疑いで逮捕・送検されたのは三川町横川新田のアルバイト従業員、石川一馬容疑者(28)です。
石川容疑者はことし9月21日の午後4時ごろから翌22日の午前10時20分ごろまでの間に三川町横山の阿部祥子さん(当時90歳)の自宅に侵入し、阿部さんの頭や顔、胸などに何度も暴行を加えて殺害した疑いです。
捜査関係者によりますと、阿部さんが殺害された現場からは石川容疑者の血痕や指紋、足跡などが発見され、逮捕につながったことが新たにわかりました。現場となった阿部さんの住まいには石川容疑者が土足で侵入した足跡が残されていたということです。警察は石川容疑者が犯行時にけがをした可能性もあるとみています。また、石川容疑者の認否については「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
阿部さんの親戚にあたる三川町の阿部誠町長は今回の容疑者逮捕について「事件が解決して良かった。被害者との接点など今後の捜査で明らかになれば」と話しました。警察は石川容疑者と阿部さんの関係性や犯行の動機などについて詳しく調べています。

最終更新日:2024年11月9日 15:02