明治安田J2リーグ、モンテディオ山形は3日、ホームで岡山と対戦しました。1万人を超える多くのサポーターが声援を送る中、白熱した試合が繰り広げられました。

大型連休中、唯一のホーム戦となった3日の試合。会場には1万人を超える多くのサポーターが駆け付けました。

対戦相手は、過去にモンテディオを指揮した木山隆之監督率いる3位の岡山です。

先制して勢いに乗りたいモンテディオですが、序盤から岡山にゴールに迫られる展開が続きます。

チャンスが訪れたのは前半31分。国分のシュートを阻止したのは、昨シーズンまでともにモンテでプレーした藤田でした。

前半は両チーム無得点で折り返します。

そして迎えた後半。先制したのは岡山でした。

追う展開となったモンテディオは後半13分。相手のオウンゴールで同点に追いつきます。

しかし、後半28分、岡山に追加点を決められ、リードを許してしまいます。

多くのサポーターが訪れる中、負けるわけにはいかないモンテディオ、後半アディショナルタイム。川井からのパスを頭で合わせたのは有田。

チーム加入後初ゴールで同点に追いつき、2対2で試合終了。終了間際の執念で勝ち点1をつかみました。

モンテディオ山形・渡辺晋監督「序盤、我々はテンポが出なくて後半も先制される難しい展開だった。本来であれば勝ち切りたいゲームだが、負けないというところも我々には必要なメンタリティ」

サポーター「勢いが前よりもあったので勝ってくれるかなと思ったが、でも楽しい試合だった」

サポーター「山形に住んでいないので、里帰りがてら見に来れてよかった。できれば勝ってもらいたかったけど」

サポーター「楽しかった。また来たい。それで勝ってほしい」

通算成績は5勝2分け6敗で順位は13位のままです。次節は5月6日、アウェーで山口と対戦します。