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「スリーポイントシュート」を積極的に 男子バスケBリーグ開幕 ワイヴァンズ初戦に挑む

2023年10月6日 17:27
「スリーポイントシュート」を積極的に 男子バスケBリーグ開幕 ワイヴァンズ初戦に挑む

男子バスケットボールBリーグの新シーズンがいよいよ開幕し、山形ワイヴァンズは7日今季の初戦に臨みます。初のリーグ優勝を目指すチームの注目ポイントに迫ります。

今シーズンの初戦を間近に控えた4日。山形ワイヴァンズの選手たちは3時間の全体練習に励み、シュートやディフェンスなど試合で求められる動きを確認しました。

中川悠アナウンサー「この距離で見る選手たちのプレー。迫力がありますね。そしてスピード感も伝わってきます。選手たちの活気ある声も響いています」

ことしチーム創設10周年を迎えた山形ワイヴァンズ。今シーズンは新たな指揮官に創設時のメンバーでもある石川裕一ヘッドコーチを迎え、チーム初となるリーグ優勝を目指します。

山形ワイヴァンズ石川裕一ヘッドコーチ「(チームの今の状態は?)開幕に向けてすごく良い状態。ボールをシェアして人とボールが止まらないバスケットをやっていきたい。その中で多くのスリーポイントシュートを打っていきたい」

チームが今シーズン力を入れている「スリーポイントシュート」。ゴールからおよそ7メートル以上離れたエリアから放つ長距離のシュートでその名の通り1度に3ポイントを獲得できます。今シーズンはスリーポイントシュートを得意とする選手も新たに加入し、活躍が期待されます。

山形ワイヴァンズ鈴木大キャプテン「まずはスリーポイントを狙ってと言う話をヘッドコーチからされているので練習中も自主練でもみんなそこを意識してやっている」
山形ワイヴァンズ石川裕一ヘッドコーチ「スリーポイントが得意な選手も多いし、シュートするスペースをどうやって作っていくかをずっとやってきた」

平均的な成功率は3割ほどと難易度の高いスリーポイントシュート。チーム一押しの2人の新加入選手にフリースローで対決してもらいました。

工藤選手挑戦5本中2本成功

マイケル選手5本中1本成功

練習では8割ほどの成功率ですが、カメラの前では緊張したようです。
プロでも苦戦するスリーポイントシュート。バスケは体育の授業でしかやったことのない私も挑戦してみましたが、

中川アナ「こんなに届かないと思わなかった」

ゴール付近までボールを飛ばすことすらできず、改めて選手が放つシュートの力強さを感じました。

今シーズン、ワイヴァンズのもう一つの強化ポイントが「スピード」です。昨シーズンに比べて選手たちの動きは攻守ともに格段に速くなったといいます。

山形ワイヴァンズ鈴木大キャプテン「早い展開でやる分攻撃回数が多くなる。シュートを打ってそこでだめだったら次という感じでみんな意識しながらやっている」

相手チームを圧倒する素早い展開で優勝に向けた最高のスタートダッシュを目指します。

山形ワイヴァンズ鈴木大キャプテン「本当に良いスタートが切れるように勝つことだけを考えてチーム全員でやっていきたいと思っているので今シーズンも熱い応援をよろしくお願いします」
山形ワイヴァンズ石川裕一ヘッドコーチ「僕たちは山形からバスケットを盛り上げていきたいと思っている。ことしのワールドカップで日本の人々がバスケットボールを応援してくれたのでBリーグも盛り上げていけたら」