甲府盆地に春を呼ぶ「十日市」 4年ぶりに開催 山梨県
南アルプス市で10日、甲府盆地に春を呼ぶ「十日市」が4年ぶりに始まりました。
南アルプス市の十日市祭典は「ないものは猫の卵と馬の角」と言われ、多くの露店が並ぶ400年以上の歴史を持つ伝統の祭りです。
新型コロナウイルスの影響で、4年ぶりの開催となった祭りの会場には、約1キロにわたり130ほどの露店が軒を連ねました。中でも臼や杵といった木工品や甲州だるまなどの十日市の名物を扱う店は品定めする多くの人でにぎわっていました。
十日市は11日は午前9時から午後4時半まで開かれ、2日間で10万人以上の人出を見込んでいます。