「ジャポニカ」表紙でおなじみ 写真家・山口進さんの足跡たどる企画展 山梨・北杜市
長年にわたり「ジャポニカ学習帳」の表紙の写真を手掛けた写真家、山口進さんの足跡をたどる企画展が北杜市のオオムラサキセンターで開かれています。
山口さんは世界の昆虫や植物を追い続けた写真家で、北杜市に住んでいた2022年に74歳で亡くなりました。
山口さんの代表作と言えば、世界中の昆虫や花の写真が表紙を飾る「ジャポニカ学習帳」です。
会場には1978年から40年以上にわたり、撮影を担当したノートの表紙が展示されています。
吉岡キャスター
「その他にもオオムラサキセンターということで、オオムラサキが表紙となったこのようなフォトスポットも用意されています」
また、山口さんが愛用したフィルムカメラやフィールドノートも展示されていて、世界を駆け巡った山口さんの足跡を辿ることができます。
訪れた人は
「どれも見覚えがある。自分は昆虫が好きだったのでカブトムシとかのノートはよく使っていた。いろいろな昆虫の写真があってものすごい懐かしい気持ちになれて来れてよかった」
北杜市オオムラサキセンター 冨樫和孝 館長
「(山口さんは)写真を通して子ども達に夢を伝えるため、世界中を飛び回って多くの写真を撮影している。貴重な資料をたくさん展示しているので、楽しんでもらいたい」
「追悼 山口進 展」は8月31日まで開かれています。