“コストコ渋滞”に懸念相次ぐ 交通関係者による会議 来春オープン控え「先手打つべき」山梨県
県内の渋滞対策を検討する専門家による会議が22日開かれ、来春に南アルプス市にオープンする「コストコ」周辺の渋滞を懸念する声が相次ぎました。
22日に開催されたのは交通業界の関係者や学識経験者でつくる「県道路交通円滑化・安全委員会」です。
委員会では2013年から県内246地点を主な渋滞箇所として指定し、県や国交省などの道路管理者に対して対策を促したり改善状況を確認したりしています。
会議では来年4月に南アルプス市にオープンする会員制大型スーパー「コストコ」周辺の道路について、委員から「渋滞が発生するのは明らかで、発生してから対策したのでは遅い」「他県のコストコの現状も勘案して先手を打つべき」などの意見が出されました。
また、専門家からは甲府市東部に開通した「城東バイパス」や「西関東道路」について、周辺の渋滞解消に結びついていないとする指摘も出されました。