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リニア工事 県内5工区で最大5年半延長「げんなりした」生活への影響懸念する声 山梨

2025年3月4日 20:23
リニア工事 県内5工区で最大5年半延長「げんなりした」生活への影響懸念する声 山梨

 リニア中央新幹線の県内5つの工区で、完了が最大で5年半、遅れる見通しとなりました。地元の住民からは生活への影響などを懸念する声も聞かれます。

 これは3日夜、JR東海が早川町と富士川町で開いた住民説明会で示されたものです。

 このうち、早川町内の3つの工区では、想定より地盤がもろく掘削に時間がかかることなどから、当初の予定より3年半から5年半ほど完了が遅れ、最長で2031年末ごろとなる見通しです。

 工期の延長に地元の住民からは工事用車両の台数の増加など生活への影響を懸念する声が聞かれました。

説明会に参加した早川町民は
「正直かなりがまんしているので、それがまだ5年も延びると思うとげんなりした感じ」

中央新幹線山梨西工事事務所 渡辺隆 所長
「地域に住んでいるみなさまには大変負担をおかけしていると認識している。より安全に運行することでみなさまに安心していただくとか、ひとつでもできることはないかと考えて負担軽減に努めていきたい。我々の工事で開業が遅れるということはないと思っている」

 このほか、富士川町内の2つの工区でも同様に工期が最大で5年半ほど延長されるということです。

最終更新日:2025年3月4日 20:23
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