道志村 反村長派の住民団体が議会解散求める署名提出 村長選不正投票事件を巡り 山梨県

道志村長選での不正投票事件を巡り、反村長派の住民団体は8日、村議会の解散を求める514人分の署名を提出しました。

村の選管などによりますと、9月1日現在の有権者数は1386人、提出された署名数は議会解散の直接請求に必要な3分の1を超えました。選管は今後、署名に不備や重複がないかを確認して署名数を確定させます。

議会の解散を巡っては、長田富也村長へのリコールの過程で署名簿を縦覧できなくするよう住民団体が議会に請願しましたが、議会はこの請願を不採択としたため団体が議会の解散に向け署名を集めていました。

署名の有効性が確認された場合署名はいったん住民団体に戻されます。

その後、団体が議会の解散を請求すると60日以内に住民投票が行われ、過半数を超えると議会が解散することになります。