北杜市 子育て支援拠点の整備を見直し 整備費全額の修正案提出へ 山梨県
北杜市の上村英司市長は28日、会見を開き、子育て支援拠点の整備を見直し、整備費用約4億5千万円全額を減額する修正案を12月議会に提出する方針を示しました。
北杜市が見直すのは子育て支援拠点「こどもランド・こどもパーク」で、市が高根町内に整備を予定し、今年度の当初予算に造成費や工事費約4億5千万円を計上していました。しかし、費用がかさみさらに約2億円の増額が見込まれたため、市議会が「精査が足りない」などと反発。増額は認められず、子育て支援拠点の整備は暗礁に乗り上げていました。
会見で上村英司市長は「整備が実行できなくなり計画を見直したい」と述べました。
ただ、「こどもパーク」については整備を進めるとし、必要な追加測量などの業務委託費用約397万円を計上する方針で、2025年9月ごろの完成を計画しています。