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県内の空き家率20.5% 全国ワースト3位も最下位は脱出 「支援を継続」 山梨県

2024年5月1日 19:17
県内の空き家率20.5% 全国ワースト3位も最下位は脱出 「支援を継続」 山梨県

国が5年に1度、行っている全国の空き家調査で、山梨県の空き家率は20.5%でした。

前回調査よりもわずかに改善し全国最下位は脱したものの、ワースト3位という結果でした。

総務省は5年に1度、住宅・土地統計調査を行い、全国の空き家数や空き家率を発表しています。

調査結果によりますと、県内の空き家数は8万7300戸で、前回の2018年調査と比べて2700戸減少しました。

空き家率は前回より0.8ポイント改善して20.5%でした。

県内の空き家率は2003年の調査から4回連続で最下位となっていましたが、今回の調査では和歌山県、徳島県に続く全国ワースト3位でした。

この結果に県は「解体作業費の補助制度やマッチング支援の成果で空き家率が改善した」とする一方、「依然として所有者の分からない空き家が相当数あり、劇的な改善は難しい」との見方を示しています。

県の担当者は「今後も制度の周知を図るとともに、支援を続けていく必要がある」としています。

    山梨放送