「レール変形の恐れ」鉄道にも影響…甲府など39.2℃ 熱中症で12人搬送 山梨県
県内は29日、甲府など観測3地点で39.2℃を記録する厳しい暑さとなりました。
この暑さでJR身延線ではレールが変形する恐れがあるとして一部列車を運休にするなどの影響が出ました。
29日の県内の最高気温は甲府、大月、勝沼の3地点で39.2℃を観測したほか、河口湖でも35.0℃となるなど県内8地点で猛暑日となりました。
大月、甲府市古関、南部では今シーズン一番の暑さでした。
この暑さで午後5時までに30~90代の男女12人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。
猛烈な暑さに街の人は…
街の人は
さらに、この暑さの影響は鉄道にも及びました。
JR東海は気温の上昇でレールが変形するおそれがあることから、JR身延線の一部列車を運休にしたり一部区間で徐行運転を行ったりして、約790人に影響が出ました。
この暑さは30日以降も続く予想で、30日の予想最高気温は甲府で37℃、河口湖で33℃となっています。
気象庁などは熱中症の危険性が極めて高いとし4日連続となる熱中症警戒アラートを発表し、引き続き対策を呼び掛けています。