西桂の「三つ峠駅」リニューアル 交流スペース併設 レトロな外観はそのまま 山梨県
登山客の利用も多い西桂町の富士急行線「三つ峠駅」が1日、リニューアルしました。
開業当時からのレトロな外観はそのままに、町民や観光客の交流スペースも併設されています。
リニューアルした駅舎のコンセプトは「記憶を受け継ぎながら、地域の色を帯びた駅」です。
開業当時から使われている駅舎はそのまま残しつつ県産材をふんだんに使い、町特産の織物と駅の色である「赤」をテーマに待合室などの内装を新しくしました。
かつて駅員が住み込んだ改札近くの居住空間は待合室をイメージした「カフェスペース」になり、町民や観光客の交流の場に生まれ変わりました。
富士山麓電気鉄道 奥田壮一 鉄道部長
「開業当時の面影もしっかり残しながら、スタイリッシュで大変良いデザイン。見違えたとわれわれは考えている。この駅に立ち寄ってみようと思えるような駅になってもらいたい」
リニューアルした駅舎の待合室は1日から、 コミュニティスペースは完成イベントが行われる 11日から利用できます。