パソコンがウイルス感染 嘘のメッセージを信じて笛吹市商工会が1000万円被害 山梨県
パソコンがウイルスに感染したという嘘のメッセージを信じ、笛吹市商工会が1000万円をだまし取られました。
笛吹市商工会によりますと先月27日、パソコンの画面に「トロイの木馬」と「ウイルスに感染した」旨のメッセージが表示されました。
職員はパソコンの操作ができなくなったため画面に表示された番号に電話をかけ、マイクロソフト社の社員をかたる男にネットバンキングのIDやパスワードを伝えてしまったということです。
その後、預金口座の残高を確認したところ、あわせて1000万円が抜き出されていて被害が発覚しました。
このほか商工会の会員約2千人分の情報も一時、閲覧できるようになっていましたが、個人情報流出による被害は現時点で報告されていないということです。
商工会は担当職員を処分するとしています。