ロマンス詐欺で1700万円被害 70代男性 インスタDMがきっかけ 山梨県
韮崎市の70代の男性が、SNSを通じて知り合った台湾人を名乗る女に約1700万円をだまし取られるロマンス詐欺の被害がありました。
県警によりますと、男性は今年1月中旬、インスタグラムで同じ趣味を持つ台湾人を名乗る女のアカウントを見つけ、ダイレクトメッセージを送りました。
やりとりを続けて親密になると、女から暗号資産での投資を勧められ、3回にわたり80万円を送金し、投資による利益を確認しました。
しかし、現金を引き出そうと女に電話すると、途中で代わった男から「口座番号が間違っていた。規則違反で制裁金を支払う必要がある」などと言われ、今年2月から3月にかけて11回にわたり1600万円あまりを送金したということです。
だまし取られた金額は1722万円に上ります。
男性が息子に相談し、警察に被害届を出しました。
警察は詐欺事件として調べています。