甘くてジューシー! ハウスサクランボ初収穫 暖房費2割増の苦労も 山梨・南アルプス市
ハウス栽培のサクランボの収穫が18日、南アルプス市で始まりました。
収穫作業が始まったのは、南アルプス市西野の手塚政広さんのハウスです。
栽培されているのは「佐藤錦」で18日は朝から手塚さんが色づきや玉張りを確かめながら、一粒一粒丁寧に摘み取っていきました。
今年は色づきがやや遅れているものの品質に問題はなく、例年通り甘くてジューシーな味わいに仕上がったということです。
一方で、3月に雪が降るなど厳しい冷え込みが続いた影響で、手塚さんのハウスでは暖房にかかる費用が例年より2割近く増え、苦労もあったといいます。
サクランボ農家 手塚政広さん
「雪が降るなど曇雨天が続いたことで、重油の消費がたくさんになりまして。無事に収穫できて美味しいものを消費者に届けられて(うれしい)」
収穫されたサクランボは都内の百貨店などで販売されるということです。