上野原市 市役所や学校など22施設で風力発電の電力を使用 二酸化炭素の排出削減へ 山梨県
上野原市は市役所や市内の学校で再生可能エネルギーで発電された電力の使用を開始しました。
市によりますと、再生可能エネルギー電力の使用は今月から始まり、市役所や市内の小中学校など市が管理する施設の8割以上を占める22の施設で導入。これらの施設で使用する電力はすべて再生可能エネルギー電力となっています。
これまでは大手電力会社からの電力供給でしたが、新たにコスモ石油マーケティングと契約し、風力発電による電力に切り替えたということです。切り替えにより、年間約1940トンの二酸化炭素の排出を削減し、電気代も従来より安くなる見込みだということです。
供給期間は5年間で、市は今後、指定管理者にも協力を呼びかけ、再生可能エネルギー電力を普及していきたいとしています。