GW後半4連休 山の事故や山岳遭難相次ぐ 1人死亡1人不明 安全登山呼びかけ山梨県
ゴールデンウィーク後半の4連休、県内では山の事故や山岳遭難が相次ぎ、1人が死亡、1人が行方不明となっています。
警察や消防によりますと、5日、南アルプス市塩前の山中で有害鳥獣の捕獲をしていた猟友会のメンバーで南アルプス市上今諏訪の会社役員の男性(35)が約30メートルの崖下に転落しました。
倒れている男性を仲間の猟友会のメンバーが見つけ警察に通報。
手塚さんは甲府市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
警察が詳しい事故原因を調べています。
一方、早川町では農鳥岳などを目指したとみられる神奈川県の会社員の男性(49)が行方不明となっています。
男性は4月27日に入山したものの帰宅予定の5月1日になっても帰宅しないため、家族が通報しました。
警察と消防が5日早朝から午後6時まで捜索しましたが、見つかっていないということです。
このほか、この4連休では北杜市の瑞牆山や大月市の権現山、甲州市の大菩薩嶺、山梨市の甲武信ヶ岳でそれぞれ山岳遭難が発生し、1人が足の骨を折るけがをしています。
県警は登山計画書の提出や無理のない登山を呼びかけています。