ヴァンフォーレ甲府が優勝 15歳以下の山梨県クラブユース選手権 先制点を守り切る
サッカー・中学生年代の山梨県クラブユース(U-15)選手権の決勝が18日、富士川町・富士川いきいきスポーツ公園で行われ、ヴァンフォーレ甲府U-15がUスポーツクラブに1-0(0-0、1-0)で競り勝ち、優勝しました。
両チームは6月から始まる関東大会への出場を既に決めています。
強風が吹く中でキックオフされた前半はともにチャンスを作りますが、GKを中心に守備陣がしっかりと守り、互いに得点を許しません。
後半、先に決定機をつかんだのはUスポーツ。コーナーキックからゴール正面でFW角田統磨(3年)が頭で合わせますが、ヴァンフォーレの守備陣が身体を張って防ぎます。
すると17分、ヴァンフォーレのMF齊藤空(3年)がゴール前へ蹴り込むと、こぼれ球にMF深澤健太(3年)が詰め、先制しました。
強風という難しいコンディションの中、ヴァンフォーレは先制点を最後まで守り切りました。
深澤選手は「ずっとゴールは狙っていた。ゴール前で何か起きると思っていたので、そこで最後まであきらめずに詰めた結果」と振り返りました。
MF神林隼輔選手(3年)は「(風下の)前半はセンターバックがヘディングで返しても飛ばないのでセカンドボールの処理が大変だった。ゴールの後にしっかり集中しないとやられるので、そういうところはチーム内で話し合った。(関東大会の)目標はベスト8以上。そこで勝って本戦に行きたい」と話しました。