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速度超過にスマホ使用…危険運転多い箇所を「見える化」保険会社が交通安全マップ作成 山梨

2025年3月11日 20:12
速度超過にスマホ使用…危険運転多い箇所を「見える化」保険会社が交通安全マップ作成 山梨

 県内のドライバー300人以上から集めたデータをもとに、危険な運転が起こりがちな箇所を「見える化」した交通安全マップが作成され、県に寄贈されました。

 交通安全マップを作成したのは、あいおいニッセイ同和損害保険山梨支店です。

 県内のドライバー約320人の車に1か月間、専用の機器を取り付けて運転の傾向を調査。速度の出しすぎや急ブレーキ、スマートフォンの使用などの回数が多かった危険個所を地図上に表示しました。

あいおいニッセイ同和損害保険山梨支店の担当者
「急ブレーキというボタンを押すとマップ上に急ブレーキの箇所が出ます。ほかにも急ハンドル、スマホ使用の表示が出ます」

 危険運転を感知した回数に応じてマークが大きく表示され、最も多い場所では1か月で30件以上の危険運転があったということです。

 実際に「速度が出すぎる」という危険地点を走行してみると…

吉岡キャスター
「現在、城東バイパスを走行中です。この先が特に速度超過しやすいということなんですが、確かに陸橋の上、片側2車線、見通しがいいという条件がそろっていて、スピードが出てしまうかもしれませんね」

 そして、その先には多くのドライバーが急ブレーキを踏んだ地点が待っていました。

吉岡キャスター
「スピードが乗ってきたこのすぐ先に信号があります。いま赤信号になっていますので、確かに急ブレーキが必要かもしれません」

 あいおいニッセイ同和損害保険山梨支店は11日、完成したこの交通安全マップを県に寄贈しました。県はインターネットなどで県民が見られるようにするとともに道路の安全管理や取り締まりなどに活用していくとしています。

最終更新日:2025年3月11日 20:12
    山梨放送