デフリンピックの日本代表選手が授業 児童に運動の楽しさ伝える 山梨県
耳の聞こえない選手のための国際的なスポーツ大会「デフリンピック」の日本代表選手が6日、山梨県甲州市の小学校を訪れ、児童らに運動することの楽しさを伝えました。
このイベントはスポーツ庁の事業の一環で開かれ、デフリンピックの陸上競技日本代表でプロスポーツ選手の高田裕士さんが講師を務めました。
甲州市の井尻小と県立ろう学校の児童ら約30人が参加し、音に代わり光の色でスタートを合図する「スタートランプ」を使い、ハードルなどを飛び越える運動を体験しました。
参加した児童は
「ハードルが楽しかった!」「 スタートランプを見て走った」
デフリンピック陸上競技日本代表 高田裕士さん
「(子どもたちが)デフリンピックのことを知ってもらえて応援したいと言ってくれた。私自身、力になるし、力をもらった。とてもいい機会だった。今後も同じような機会があれば、ぜひ積極的に講演などをしたい」
高田さんは来年11月に東京で開催されるデフリンピックを目指しているといい、児童たちにも「夢や目標をもってほしい」と呼びかけました。