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暑さ落ち着き…スズメバチに注意!涼しくなり動き活発に 知らぬ間に巣が巨大化も 山梨

2024年9月24日 20:50
暑さ落ち着き…スズメバチに注意!涼しくなり動き活発に 知らぬ間に巣が巨大化も 山梨

 ようやく暑さが落ち着いてくれて、うれしいんですが、要注意なのがスズメバチです。暑すぎて動きが鈍かった活動が活発になるためで、知らないうちに住宅などで巣が大きくなっているケースも多いようです。

 中央市の住宅の2階ベランダで先日、住人を悩ませるあるものが見つかりました。

小山田記者
「こちらの住宅では、室外機の下にハチの巣ができています」

 室外機の下、普段は目にすることのない場所にあったのは、直径30センチほどのコガタスズメバチの巣です。

住人は
「アシナガバチとかも飛んでるのでハチ自体は珍しくないので、どこかに巣を作っているのかなくらいしか思わなかった、まさか自分の家にあるとは思わなかった」

 24日は駆除業者がスズメバチを弱らせる煙幕をたいて、巣の撤去作業に取り掛かりました。

 業者によりますと、スズメバチは通常、梅雨明けから夏の間、活動が活発になりますが、今年は暑すぎたためにおとなしかったといいます。その分、これからの時期に注意が必要だといいます。

スズメバチの駆除サイトウ 斉藤昭二さん
「この暑さなので日中、ほとんどハチが飛んでいない状況でした。それで巣が家の付近にあったとしても気がつかない人が多いような気がします。ここにきてまた涼しい時期になってきたので巣の成長が加速されて、刺される被害も目立っています。10月中旬くらいまではハチの巣が大きくなって、攻撃性が増す時期なので注意が必要です」

 業者によりますと、いつも同じ場所でハチを見かける場合、周辺に巣がある可能性が高いということです。スズメバチには10月中旬ごろまでは注意が必要で、巣を見つけたら近づかず、自治体や駆除業者に連絡してほしいとしています。

最終更新日:2024年9月24日 20:50
    山梨放送