台風7号 16日に県内最接近 “警報級”大雨の見込み 農家は収穫前倒し 山梨県
台風7号は16日に県内への接近が予想されます。警報級の大雨となる可能性があり、収穫期を迎えている農家は対策に追われています。
14日の県内はよく晴れて気温が上がり、甲府は35・4℃を観測。
史上最長となる21日連続の猛暑日となりました。
一方、暴風域を伴った台風7号は日本の南の海上を1時間に15キロの速度で北東に進んでいます。
県内への接近は16日で、15日から東部・富士五湖を中心に強い雨が降る見込みです。
甲府地方気象台によりますと、16日は警報級の大雨となる見込みで、土砂災害や河川の増水に警戒、強風に注意が必要です。
こうした中、甲州市勝沼町ではブドウ棚の補強や前倒しの収穫など農家が対策に追われていました。
ブドウ農家は
「自然(災害)なのでどうにもならないじゃないですかね。こっちに来てもらいたくないですけど。きのうも軽トラック1台半くらい(房を)切って冷蔵庫に入れました」
気象台は「台風の進路や気象情報をこまめに確認してほしい」と呼びかけています。