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歓喜のハイタッチ クラブの垣根越え首位浮上を後押し 山梨県

2023年11月9日 19:42
歓喜のハイタッチ クラブの垣根越え首位浮上を後押し 山梨県
他クラブのサポーターも快勝を後押し
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でヴァンフォーレ甲府が勝利し、グループリーグ首位に浮上した8日夜、ホームの東京・国立競技場には12,000人以上が来場。試合後には前回のホームゲームと同じく、普段応援するクラブの垣根を越え、大勢のサポーターがハイタッチで喜びを爆発させました。

来場した12,256人の中には、対戦した甲府や浙江FC(中国)のサポーターのみならず、J1・J2・J3の各カテゴリーや、女子のなでしこリーグなどのクラブサポーターの姿がありました。

甲府は4対1で快勝。メルボルン・シティ(オーストラリア)と同じく2勝1分け1敗となり、勝ち点や得失点差で並びましたが、総得点で1上回り、残り2試合にして無条件で決勝トーナメントに進めるグループ首位に初めて浮上しました。

篠田善之監督は「多くのサポーターに来ていただいた。ヴァンフォーレではないユニフォームも見え、そういった声援を選手たちは力に変えて戦ってくれた」、得点したMF鳥海芳樹選手は「スタジアムですごくいい雰囲気を作ってくれたサポーターに感謝したい。サポーターと勝利を分かち合えたのがうれしい」と話しました。

試合後は、普段応援するクラブの垣根を越え、サポーターたちがハイタッチで喜びを分かち合いました。甲府のスポンサーである「はくばく」の文字を胸に付けるサポーターの姿もありました。

J1柏サポーター

「めちゃめちゃゴラッソ(美しいゴール)が見られて最高の試合」

J3松本サポーター

「J3だけど追いつけ、追い越せで(J2に )行けるように頑張る」

J1FC東京サポーター

「J2は侮れないと思った。いい試合をありがとうございました」

J1川崎サポーター

「次もぜひ応援に行けたら行きたい。おめでとうございます」

甲府サポーター

「仕事の疲れが吹っ飛ぶ。あしたからも頑張れる」

ACLの次節は29日、ホームの国立競技場で行われ、2位・メルボルンとの首位攻防戦です。

また、甲府はJ1昇格プレーオフ進出を懸け、12日にJ2最終節・アウェー山形戦に臨みます。

山梨放送