小中高生スイマーが力泳 全国切符懸けタイムレースに臨む 山梨県
水泳シーズンも本格化
水泳のシーズンが本格化する中、山梨県夏季水泳競技大会が9日、甲府市・緑が丘水泳場で行われました。小学生から高校生を中心に、約170人が出場。全国大会出場権を懸けたタイムレースに挑みました。
注目は女子100m平泳ぎに出場した韮崎北東小6年の廣本紗也選手(11)。既に女子200m個人メドレーで全国大会出場を決めている廣本選手は、全国切符2枚目を懸けたレースに挑みました。
スタートからトップに立った廣本選手はその後もぐんぐん加速。後続を引き離すと、一度も先頭を譲ることなく1位でフィニッシュしました。
しかし、タイムは1分16秒84で、派遣標準記録に約0.2秒届かず。この種目での全国大会出場とはなりませんでした。
廣本選手は「めっちゃ悔しい。ターンでもう少し速く回ったり、スタートの反応を速くしたりすればよかった。(全国大会では)今までで一番いい泳ぎをしてベストを出したい」と話していました。