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センバツ8強・山梨学院に東海大甲府が勝利 駿台甲府も2年連続4強進出 夏の高校野球山梨大会準々決勝

2024年7月18日 16:00
センバツ8強・山梨学院に東海大甲府が勝利 駿台甲府も2年連続4強進出 夏の高校野球山梨大会準々決勝
東海大甲府の4強は12大会連続
 全国高校野球選手権山梨大会は18日、甲府市・山日YBS球場で準々決勝2試合を実施。連覇を狙う東海大甲府が、センバツベスト8で第1シードの山梨学院を破りました。また、駿台甲府が甲府第一に勝利し、2年連続の準決勝進出を果たしています。

 強豪私学対決となった、山梨学院-東海大甲府の第1試合。先制は連覇を狙う東海大甲府でした。

 2回裏、1死1塁から6番・影山颯(2年)がレフトオーバーのツーベースヒットでチャンスを広げると、続く鈴木康生(3年)がセカンドの頭上を越えるタイムリーヒットで先制しました。

 さらに8番・伊藤健太(2年)もツーベースヒットで続き、追加点。東海大甲府が3連打で序盤に2点を先取しました。

 追う山梨学院は5回表、2死2塁のチャンスに4番・横山悠(2年)がレフト前に弾き返す強烈なヒット。東海大甲府・伊藤が好返球を見せますが、ランナーは生還に成功して1点を返しました。

 しかし、東海大甲府はその裏、2死1塁とすると、4番・岡田翔豪(3年)が大会9号のツーランホームランを放ち、3点差としました。

 投げては先発・鈴木蓮吾(2年)が山梨学院打線を1点に抑え、東海大甲府が4-1で勝利しました。

 東海大甲府は、新型コロナウイルスの影響で中止となった2020年を挟み、2012年から12大会連続の準決勝進出です。

 駿台甲府と甲府第一の顔合わせとなった第2試合は、先攻の駿台甲府が初回に2点を先制。
 
 それでも甲府第一は1死2、3塁とし、4番・仙洞田豪(3年)はショートゴロとなりますが、その間にランナーが生還し、1点差に詰め寄りました。

 しかし3回表、駿台甲府は先頭の4番・井上和輝(3年)が初球をとらえ、2試合連続のホームラン。主将が自慢の長打力を見せつけました。

 5回にも2点を加えた駿台甲府は7回表、1番・齊藤睦大(2年)にもソロホームランが飛び出し、追加点。駿台甲府が6-2で勝利しました。

 19日は山日YBS球場で準々決勝の残り2試合を実施。日大明誠-甲府城西、日本航空-帝京第三が行われます。
山梨放送