県内最大規模の小中学生個人戦 柔道選手権で380人熱戦 山梨県
小学5年男子軽量級決勝は前回と同一カードに
小中学生の柔道個人戦としては山梨県内最大規模となる県少年柔道選手権が26日、甲府市・小瀬武道館で開かれました。
大会には380人が参加。小学校低学年にも体重別が採用され、37部門で県ナンバーワンの座を争いました。
このうち小学5年男子軽量級の決勝では、前回大会優勝の井上陽葵選手(悠信館ふじみ少年柔道教室)と準優勝の高根丈太郎選手(まるや接骨院柔道教室)が激突。積極的に仕掛ける井上選手に対し、高根選手も得意の一本背負いを繰り出し、応戦します。
すると終盤、高根選手は、コーチとともに1年間練習してきた一本背負いから技ありを奪います。高根選手はこのままリードを守り、初優勝。稽古の成果を示しました。
高根選手は「2回負けていた相手だったので、初めて勝ててよかった。次も絶対に勝って優勝したいです」と話しました。