【衆院選】序盤の近畿の情勢調査 自民と維新は議席維持が微妙、立憲は上積み目指す 注目の選挙区は?
10月27日の衆院選を前に、読売テレビと読売新聞は、公示日の15日から16日にかけて世論調査を行い、独自の取材も加えて序盤の情勢を分析しました。
兵庫6区では、維新の市村浩一郎氏、立憲の桜井周氏、自民の大串正樹氏が激しく競り合い、参政の伊藤正哉氏、共産の吉見秋彦氏が追う展開となっています。
続いて、和歌山2区です。無所属の世耕弘成氏が、自民の二階伸康氏を一歩リードし、立憲の新古祐子氏、共産の楠本文郎氏、諸派の高橋秀彰氏が2人を追いかけます。
一方、近畿の小選挙区では、自民は前回の17議席を維持できるか、ギリギリの情勢となっています。
立憲は、前回の4議席からの上積みを目指します。
維新は、大阪・兵庫を中心に接戦の選挙区が多く、議席を維持できるかは微妙な情勢です。
公明は、これまで議席を獲得してきた大阪・兵庫の6選挙区で、いずれも接戦を繰り広げ、前回の議席を割り込む可能性があります。
共産、国民民主、れいわ、社民、参政、諸派は、苦しい戦いです。
ただ、一定数の回答者が投票する候補者をあげておらず、今後情勢は変わる可能性があります。
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読売テレビ・読売新聞 衆院選情勢調査
10月15日・16日に近畿45選挙区で実施
1万6976人が回答