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被害総額12億円 ネットビジネス契約金詐取「契約解除はできない」とウソの説明か 会社役員ら逮捕 

2024年10月17日 18:51
被害総額12億円 ネットビジネス契約金詐取「契約解除はできない」とウソの説明か 会社役員ら逮捕 

 インターネット広告ビジネスのノウハウを教えるとうその契約書を交わし、契約後に「解約できない」などとして、契約金をだまし取ったとして、男女9人が逮捕・送検されました。被害総額は約12億円にのぼるとみられています。

 特定商取引法違反の疑いで17日送検されたのは、会社役員の橋本龍弥容疑者(25)ら男女9人です。

 警察によりますと、橋本容疑者らは2023年5月から12月、男女10人に対し、インターネット広告ビジネスのコンサルティング契約を結ぶ際に、契約書に記載する義務のあるクーリングオフについて記載せず、 契約後に被害者に対して「契約解除はできない」などと、うその説明をした疑いがもたれています。

 被害者の中には、消費者金融からの借り入れなどにより330万円の契約金を支払っていた人もいたということで、橋本容疑者は「不実のことを告げたつもりはない」などと容疑を否認しています。
 
 契約者は全国に約500人、被害額は総額12億円に上るとみられていて、 警察が詳しく調べています。

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