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【速報】何度も鈍器で殴られたか 商店で経営者の男性が頭から血を流して死亡 和歌山・海南市

2024年7月11日 9:39
【速報】何度も鈍器で殴られたか 商店で経営者の男性が頭から血を流して死亡 和歌山・海南市

 和歌山県海南市の商店で、10日、66歳の男性が血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は男性の死因を「重傷頭部外傷」と発表しました。店内のレジからは現金約5万円がなくなっていて、警察は強盗殺人事件として捜査本部を設置しました。

 警察によりますと、10日午前8時半ごろ、和歌山県海南市下津町上の店舗で、この店を経営する大道正富さん(66)が店内でうつぶせで血を流して倒れているのを従業員の女性が発見しました。大道さんは病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

 大道さんは、前日の夜は近隣にある自宅に帰宅し、10日朝に商店に向かったのを同居している家族が確認したということです。10日午前7時すぎに自宅を出た後、午前8時半ごろに店で倒れているのが見つかっていることから、店に着いてから短い時間で襲われたとみられます。

 大道さんは店舗の厨房で倒れていて、頭部には多数の傷跡があり、そのうち数か所が陥没骨折していたほか、額からは出血して傷があり、後頭部には皮下出血もあったということです。警察は何度も鈍器で殴られた傷とみていますが、現場から凶器は見つかっていません。

 さらに、その後の捜査で、店舗内のレジから現金約5万円がなくなっていたことが判明したということです。

 警察は大道さんが何者かに殺害されて現金を奪われたとみて、強盗殺人事件として捜査員126人態勢の捜査本部を設置し、犯人の行方を追っています。