「手口知って注意の輪広げて」SNS型詐欺の手口を体験するイベント 今年の被害額は約91億円 大阪
SNSによる詐欺被害が急増している中、大阪・梅田では詐欺の手口を体験するイベントが開催されました。
LINEに送られてくる投資を勧めるメッセージ…。前向きな返信を続けると、詐欺被害の手口であると知らせてくれます。
大阪府警とソフトバンクなどが行ったのは、SNS型詐欺の手口を体験するイベントです。生成AIが作成した「架空の犯人」からメッセージが届き、金をだまし取られるまでのやりとりを知ってもらい、被害防止につなげるのが狙いです。
今年、府内で発生したSNSによる投資詐欺やロマンス詐欺の被害は9月末現在で、去年の2.7倍の736件、被害額は約3倍の91億円に上っています。
参加した人
「細かく質問してくる人は怪しいと思いました」
「簡単にすぐに(返信しないように)一呼吸置きたいと思います」
大阪府警曾根崎署・北川龍 生安課長
「他人事と思わず周りの方に手口を知らせて、手口を知って注意の輪を広げてほしい」
このイベントは12月末まで行われています。