中国人留学生、過去に米原潜も撮影 ドローンで米空母を違法撮影の疑いで捜査
今年6月、韓国に寄港したアメリカ海軍の空母をドローンで違法に撮影したとして警察の捜査を受けていた中国人の留学生が、過去にアメリカの原子力潜水艦も撮影していたことがわかりました。
地元メディアによりますと、30歳代から40歳代の中国人留学生3人は今年6月、韓国・釜山に寄港していたアメリカ海軍の空母を許可なくドローンで撮影した疑いで捜査を受けています。
警察がその後、留学生の携帯電話やパソコンを解析したところ、このほかに、アメリカ軍の別の空母や原子力潜水艦の写真も見つかっていたことがわかりました。
韓国の軍事施設を捉えたものもあり、写真は少なくとも530枚に及ぶということです。
さらに、留学生の携帯電話からは、中国の公安当局の中級幹部の連絡先も見つかったということです。
いまのところ、留学生が「中国当局の支援を受けていたことは確認されていない」ということですが、警察は詳しい経緯を調べています。