神社で防犯対策イベント　特殊詐欺や闇バイトへの注意を呼びかけ　SNS上の偽警察手帳に注意！

　26日、大阪府豊中市の春日神社で、防犯対策のイベント「防犯フェスタ」が開催されました。

　このイベントは、春日神社の宮司やキッチンカー経営を行う大阪府警OBが「多くの人が集まる場所で、直接防犯を呼びかけたい」として、大阪府警豊中署とともに企画し、開催されました。

　イベントでは、地元の高校生による軽音ライブ、警察車両などの展示のほか、特殊詐欺や闇バイトから身を守るための講習会などが行われました。

　講習会には、子どもから高齢者まで幅広い世代が参加し、大阪府警は「高校生も特殊詐欺にだまされている」「高額バイトにだまされないでほしい。知らん人はだましに来るもんやと思ってほしい」などと呼びかけました。

　参加した高校生は「特殊詐欺は、もっと上の世代の人がひっかかるものだと思っていた。自分たちも気をつけなきゃいけないなと改めて思った」と話していました。

　大阪府警豊中署の北村英嗣生活安全課長は「最近は偽の警察手帳や逮捕状をSNSなどで示して、警察官だと信じ込ませてお金をだまし取る手口が増えています。警察は、SNSなどを通じて警察手帳や逮捕状などを示すことは絶対にありません。皆さんも注意してください」とコメントしています。