維新が斎藤知事に単独で辞職と出直し選挙求める方針「県民に大切な事業進める」知事は改めて続投表明

　兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを巡る問題を受け、県議会の第2会派の維新が9日午後、単独で知事に「辞職」と「出直し選挙」を求めることがわかりました。

　斎藤知事を巡っては先週金曜日（6日）の百条委員会の後、県議会最大会派の自民党が知事に辞職を求めることを決め、公明党や立憲民主系の「ひょうご県民連合」などが同調する方針を示しています。

　これに対し、第2会派の「維新の会」は8日、オンラインで会議を開き、自民党などとは別に、9日午後、知事に辞職を求めたうえで、「出直し選挙」で民意を問うべきとする申し入れを行うことを決めました。「百条委員会での説明が県民の納得するものとは言いがたく、県政に支障が出ている」としています。これを受け、斎藤知事は―。

　兵庫県　斎藤元彦知事
「百条委員会の調査にしっかり対応することと、県民の皆さんの暮らしや生活にとって大切な事業を、これからも進めていくということです」

　このように述べ、改めて続投する考えを示しました。