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SNS型投資詐欺「打ち子のエース」の男ら証拠隠滅のためスマホ処分か 自宅の捜索でも見つからず

2024年8月1日 18:47
SNS型投資詐欺「打ち子のエース」の男ら証拠隠滅のためスマホ処分か 自宅の捜索でも見つからず

 SNS型投資詐欺に関わったとみられるグループのメンバー90人以上が逮捕された事件で、出頭した男らが証拠隠滅のためスマートフォンを処分した疑いがあることがわかりました。

 1日朝送検された宮脇翔(しょう)容疑者(29)と岡田真由容疑者(25)は、2024年2月から3月にかけ、20代の女性にSNS上でウソの投資を勧め、現金約90万円をだまし取った疑いがもたれています。

 2人は被害者にメッセージを送る「打ち子」で、宮脇容疑者は仲間内で「エース」と呼ばれていました。

 2人は7月30日、警察署に出頭しましたが、その際にスマートフォンを持たず、自宅の捜索などでも見つかっていないことが新たにわかりました。

 2人は調べに「スマホは持たない主義です」と話していますが、警察は証拠隠滅のため、スマホを処分した疑いがあるとみて調べると共に、公開手配している3人の行方を追っています。