【注意】猛毒のクラゲ海水浴場で発見、遊泳禁止に 上空からドローンで調査も再開めど立たず 和歌山県
和歌山県の海水浴場で、強い毒を持つクラゲ「カツオノエボシ」が見つかり、那智勝浦町と新宮市の2つの海水浴場が遊泳禁止となっています。現在のところ、再開のメドは立っていないということです。
新宮市によりますと、三輪崎海水浴場で先月29日、強い毒を持つ「カツオノエボシ」が打ち上げられていると市民から連絡がありました。職員が確認したところ、現地で1匹が見つかり、市は危険性を考慮し、翌30日から当面の間遊泳禁止としたうえで、上空からドローンを使って調査するなどして再開の時期を判断するとしています。
「カツオノエボシ」は那智勝浦町の「ブルービーチ那智」でも先月28日に20匹ほどが見つかっていて、那智勝浦町も当面の間、海水浴場を遊泳禁止としています。
いまのところ、けが人はいないということです。
「カツオノエボシ」は浮袋部分が全長5~10センチ程度で青白く、形が烏帽子(えぼし)に似ているのが特徴で、触手に強い毒があり、刺されると電気ショックを受けたような強い痛みが走るということです。