K-POP無料ライブ、奈良公園から会場変更を検討 総事業費約2億7000万円に経費削減求める声も
奈良県が開催する予定のK-POPの無料ライブをめぐり、県が会場を奈良公園から変更することを検討していることが分かりました。
この無料ライブは、奈良県が韓国・忠清南道との友好提携15周年を記念して開催するもので、会場は奈良公園を予定し、総事業費は2億7000万円に上っています。
昨年12月、舞台の設営費用などとして約2億5000万円が盛り込まれた補正予算案が可決されたものの、一部の県議からは経費の削減を求める声が上がっていました。
22日、山下真知事は、費用を抑えるため、会場を奈良公園からホールなどの既存の施設に変更することを検討していると明らかにしました。
奈良県・山下真知事
「(収容人数が)1万人規模でないと(有名な)K-POPのアーティストは派遣できないというオーダーは忠清南道からあって、規模感を縮小した形での開催方法についても協議しています」
県は、今後も韓国側との協議を続けていきたいとしています。