「火をつけた」住宅全焼、焼け跡から92歳夫とみられる遺体発見 自宅に放火した疑いで88歳女を逮捕 大阪
大阪府河内長野市の自宅に火をつけたとして、88歳の女が逮捕されました。焼け跡からは夫とみられる遺体が見つかっています。
逮捕されたのは、河内長野市荘園町に住む無職の喜多英子容疑者(88)で、21日午後7時ごろ、木造2階建ての自宅に火をつけ、約113平方メートルを全焼させた疑いがもたれています。
警察によりますと、家には喜多容疑者と92歳の夫、そして50代の娘が住んでいましたが、娘は当時外出中で、焼け跡から、夫とみられる遺体が見つかりました。
喜多容疑者は自力で外に逃げ出し、駆けつけた警察官に「火をつけた」と話していて、逮捕後の調べに対しても、「ライターのようなものを使った」などと容疑を認めているということです。
近所の住民
「(喜多容疑者は)気さくな方ですよね」
「10日くらい前に『奥さん』って声かけたけど、別に普通の感じだった」
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、当時の詳しいいきさつを調べています。