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「戦略的なPR活動行ったのは明らか」斎藤知事とPR会社代表を刑事告発 知事選巡る公選法違反の疑い

2024年12月2日 12:17
「戦略的なPR活動行ったのは明らか」斎藤知事とPR会社代表を刑事告発 知事選巡る公選法違反の疑い

 兵庫県知事選でのSNS戦略をめぐり、斎藤元彦知事とPR会社の代表が2日、刑事告発されました。

 神戸学院大学の上脇博之教授らは、斎藤知事とPR会社の代表を公職選挙法違反の疑いで神戸地検と兵庫県警に刑事告発したことを明らかにしました。

 告発状などによりますと、斎藤知事は兵庫県知事選でSNSなどで選挙運動を行ってもらった報酬としてPR会社に70万円余りを渡したとして、公職選挙法で禁止されている買収罪にあたるとしています。

 この問題をめぐっては、PR会社の代表が「広報全般を任せてもらった」などとネット上に投稿した一方、斎藤知事側はSNSの運用を依頼したり、広報全般は任せたりしていないと否定。支払ったのはポスターの制作などへの対価で「法令違反にはあたらない」としています。

 神戸学院大学 上脇博之教授
「どう考えても戦略的なPR活動を行ったことが明らか」

 告発状は郵送で送られているということで、受理されれば捜査が始まる見通しです。

最終更新日:2024年12月2日 12:17