【速報】「大義の無い解散で莫大な税金を」17日岸和田市長に再び不信任案提出へ 自動失職⇒市長選へ
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女性との不適切な関係が問題となり不信任決議が可決され市議会議員選挙が行われた岸和田市で、市長に対し市議会が17日に再び不信任案を提出することが14日午前分かりました。
岸和田市の永野耕平市長は、不適切な関係にあった女性から裁判を起こされ、500万円の和解金を支払いました。永野市長は、不倫関係にあったことは認めたものの、性的関係の強要はなかったと否定していましたが、去年12月、市議会から、「市政の混乱を招いた」として不信任案決議を受け可決されました。
永野市長が議会を解散したことで市議選が行われ、今月2日、前職22人と市長の妻を含む新人2人が当選しました。そのうち、不信任案の再提出に反対しているのは市長の妻1人のみでしたが、14日午前に行われた幹事長会で、17日に再び不信任案を提出する方針が明らかになりました。
14日午前、取材に応えた井舎英生市議と岩崎雅秋市議は、17日の午後に不信任案を提出することを明かしました。岩崎市議が提出する予定で、市議24人中22人が名前を連ねるということです(1人は賛成しているものの名前は連ねない方針)。
提出理由としては、「大義の無い解散によって(市議選で)莫大な税金をかけた」点をあげるということです。
不信任案が提出されれば可決される見込みで、永野市長は自動失職となり、次は50日以内に市長選が行われます。