ミャンマー外国人監禁問題 保護された約1200人、あす以降タイ側に引き渡し予定
ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点に外国人が監禁されている問題で、18日までにおよそ1200人の外国人が保護され、20日以降、タイ側に引き渡される予定です。
ミャンマーとタイの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点には、1万人以上の外国人が監禁され、詐欺行為に加担させられているとみられています。
タイ当局によりますと、18日までに複数の拠点からアジアやアフリカから来た外国人およそ1200人が保護され、このうち200人ほどの中国人が20日にもタイに引き渡され、中国へ帰国する予定です。保護された外国人の中に日本人が含まれているかは分かっていません。
一方、タイ警察によりますと、今月、犯罪組織の拠点から保護された16歳の愛知県の男子高校生は「命令に背くと電気ショックを受けた」と話していたということです。
最終更新日:2025年2月19日 14:34