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ミャンマー外国人監禁問題 「日本人も」武装グループ幹部語る

2025年2月18日 16:43
ミャンマー外国人監禁問題 「日本人も」武装グループ幹部語る

ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点に外国人が監禁されている問題でこの地域を支配する少数民族の武装グループの幹部が会見し外国人の救出にむけて動いているとのべました。

少数民族の武装勢力トップ ソーチットゥ氏
「わたしたちは人身売買と拷問を絶対に認めません。現在、(監禁された外国人を)タイ当局に送り返している」

少数民族の武装勢力BGF=「国境警備隊」のトップは17日、取材に応じ、監禁されている外国人のなかに日本人も含まれていると明らかにしました。外国人の救出に向けて動いているとしていますが、BGFは中国系犯罪組織の護衛役を担い、利益も得ていると指摘されています。

中国系犯罪組織の拠点からは先月、17歳の日本人の少年が保護されていて、捜査関係者によりますと、この少年は高齢者をだますよう指示され「警察官を装って高齢者が多い日本の2つの県を狙って電話をかけていた」などと話しているということです。

最終更新日:2025年2月19日 13:34