【兵庫県知事選】あす告示 過去最多7人が立候補へ 斎藤氏は連日街頭でおわび、候補者選びでは迷走も…県政の立て直しが争点
パワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙が31日、告示されます。混乱した県政の立て直しなどが争点になる選挙には、7人の候補が立候補する予定です。
不信任決議を突き付けられ失職を選んだ斎藤氏を含め、過去最多の7人が出馬予定の兵庫県知事選。
連日、街頭でおわびを続け、実績をアピールする斎藤氏の再選を阻止しようと、各党は独自候補の選定に動きました。
しかし…
『自民 紆余曲折の末に擁立断念』
『維新 擁立した清水氏を推薦せず』
県議会議長
「不信任決議案は可決されました」
候補者選びで迷走したのは、斎藤氏の不信任決議を主導した県議会の最大会派・自民です。
準備が間に合わず、時間切れで擁立を断念。「斎藤氏の支援はNG」という縛り付きで自主投票を決めました。
「斎藤氏の再選」を阻止するとして、一部の自民県議が前の尼崎市長・稲村和美氏の支援にまわるものの、対応はまとまりを欠いています。
維新県議団が出馬を要請した参院議員の清水貴之氏は結局、維新からの推薦を受けず無所属で臨むことを明らかに。
パワハラ疑惑問題の余波が続く中、どの候補が兵庫県政を担うのか。投開票は11月17日です。