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【速報】2030年開業の新・「大阪マルビル」の詳細発表 「まるい」外観に加え「電光掲示板」も継承 巨大球体のアトリウムに高級ホテル・コンサートホールも併設

2024年11月19日 13:00
【速報】2030年開業の新・「大阪マルビル」の詳細発表 「まるい」外観に加え「電光掲示板」も継承 巨大球体のアトリウムに高級ホテル・コンサートホールも併設
新「大阪マルビル」の外観予想図(提供:大和ハウス工業)

 大和ハウス工業は、2023年に閉館した大阪・梅田の「大阪マルビル」跡地に建設される新たな「マルビル」の建設計画の詳細を発表しました。

 計画では、地上40階、地下4階の構造で、高さは、以前の約1.5倍の192メートル。「マルビル」の象徴的な円筒型の外観を継承し、外観には「ガラス壁」が採用されます。

 旧マルビルでも象徴的だった高層部の「電光掲示板」も継承され、ビルが高くなることでJR大阪駅やうめきたエリアからも視認できるということです。

 地下2階から地上4階の吹き抜け部分には、LEDディスプレイで映像を投影できる巨大な球体のアトリウムを作り、新たなランドマークにする狙いがあります。

 建物内には商業施設の他、コンサートホールやミュージアムが併設され、高級ホテルを含む2種類のホテルが中層~高層階に入り、客室数はあわせて約280室になるということです。

■大阪まるビルは去年閉館 大和ハウス社長「『マル』がないと梅田がおさまらない」

 1976年に誕生した「大阪マルビル」は、ホテルや飲食店などの施設が入った日本初の“円形”超高層ビルで、大阪・梅田のランドマークとして約半世紀にわたって親しまれてきましたが、2023年5月、老朽化を理由に閉館しました。

 9月に解体工事が完了し、跡地はまず、来年4月に開幕する大阪・関西万博の会場である夢洲とを結ぶバスターミナルとして活用され、万博閉幕後に新たなビルが建設される予定です。

 大和ハウス工業の芳井敬一社長は19日の会見で、「ここに『マル』がないと梅田がおさまらない。多くの方にとってこのマルビルがどういう役割を果たしてきたか、これまでより背は高くなったけど、『成長したから』だと思ってもらえたら。閉館の時には多くの方が来てくださった、『マル』を失わないように考えております」と語りました。

 新たなマルビルの開業は、2030年の予定です。

最終更新日:2024年11月19日 14:02
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