斎藤知事が年内最後の会見 改めて「一連の対応は適切だった」 百条委は来年2月にも調査結果まとめへ
兵庫県の斎藤元彦知事は、26日午後、年内最後の定例会見を行い、改めて、告発文書を作成した元幹部に対する一連の対応は“適切だった”としました。
斎藤知事は今年3月、元幹部職員が作成した告発文書について、「真実相当性がなく誹謗中傷性の高い文書」として、会見で「公務員失格」としたうえで、懲戒処分を出しました。
25日の百条委員会に参考人として出席した公益通報に詳しい弁護士は「公益通報の要件に“真実相当性”の有無は関係なく、処分の前に、保護対象かどうかの検証が必要だ」と述べました。
斎藤知事は26日の会見で、改めて “一連の対応は適切だった”との見解を示しました。
兵庫県・斎藤元彦 知事
「(告発文は)誹謗中傷性の高い文書だと認識しましたので、その後の対応も含めて、法的にも適切だったと思っています」
百条委員会は25日で証人尋問をすべて終え、早ければ2025年2月にも調査結果をまとめる予定です。