死亡の1歳児は暴行受けた日の夜おう吐か　母親の交際相手「器ひっくり返したのが許せず突き飛ばした」逮捕後は容疑否認

　大阪府内のマンションで、1歳の男の子に暴行を加え、死亡させたとして、母親の交際相手の男が逮捕された事件で、男の子が暴行を受けたとみられる日の夜に、 食べ物をおう吐していたことがわかりました。

　傷害致死の容疑で逮捕された長谷川廉斗容疑者は、10月6日、大阪府内のマンションの一室で、交際相手の1歳の息子の西村結翔ちゃんに暴行を加え、小腸を断裂させるなどして、死亡させた疑いがもたれています。

　その後の警察への取材で、結翔ちゃんは6日夜の入浴時に、 食べたものをおう吐していたことが新たにわかりました。
　おう吐する前に長谷川容疑者は、結翔ちゃんにラーメンを食べさせていたとみられ、 逮捕前の任意の調べに対しては、「（結翔ちゃんが）ラーメンの器をひっくり返した のが許せず、突き飛ばした」と話していました。

　一方、逮捕後の調べには、「立っていた結翔ちゃんが（ラーメンの汁で）滑らないようにお腹あたりを押しのけた。 私が押しのけた行為が原因とは思えません」と容疑を否認していて、警察は当時の状況をさらに詳しく調べています。