国会会期延長、衆院本会議で議決へ
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国会会期末の22日、与野党の幹事長らが会談し、民主党・岡田幹事長は会期を70日間延長することを提案した。与党側は、22日午後の衆議院本会議で延長の議決を行う方針。
岡田幹事長「(東日本)大震災に関係するいろいろな法案が考えられているので、そういったことについて、ぜひ議論いただきたいと申し上げた」
会談で、岡田幹事長は「菅首相は特例公債法案と(11年度)第2次補正予算案の成立などに強い関心を持っており、会期を70日間延長したい」と提案した。
民主・自民・公明3党は21日、会期を50日間延長することで合意していたが、一夜にして反故(ほご)になった形。自民党・石原幹事長が「昨日は50日、おとといは120日、今日が70日と、やる内容が変わってなくて、何でこういう風に変わるのか」と述べるなど、自民党と公明党は「菅首相の延命策だ」などとして、70日間の延長には反対する方針だが、与党側は22日午後の衆議院本会議で延長の議決を行う方針。