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ワリエワ“失敗する気配なし”団体戦の当日練習でも異次元 完璧な演技みせる

2022年2月6日 11:10
ワリエワ“失敗する気配なし”団体戦の当日練習でも異次元 完璧な演技みせる
練習を行うワリエワ選手(※撮影は2月2日の練習)【写真:AFP/アフロ】

◆北京五輪・大会3日目(2月6日)、首都体育館メインリンク

フィギュアスケート団体の女子シングルショートプログラムが行われる6日、各選手たちが朝の当日練習を行いました。

日本の女子SPには五輪初の樋口新葉選手が出場。朝の練習では、3ルッツ+3トウループでは失敗が目立ちました。

前日インタビューでも、「緊張している」と話していた樋口選手。本番の演技までどこまで立て直せるのかがカギとなりそうです。そして、得意の3アクセルを跳ぶのかは、6分間練習次第となりそうで、現在の調子では回避する可能性が高いです。

一方、朝の当日練習で別次元の演技をみせたのが、15歳カミラ・ワリエワ選手(ROC・ロシアオリンピック委員会)です。長年、フィギュアスケート現場を取材する担当記者も、「失敗する気配がなかった」と語る完璧な仕上がり。ショート曲をかけ、3アクセル(両手挙げ)、3フリップ、3ルッツ+3トウループのコンビネーションを次々と決めていました。

女子SPを終えて5位以内に入ったチームが団体のフリーに進出。競技前の時点で日本は4位、1位米国、2位ROC、3位中国となっています。