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ネイサン・チェン「今日の演技はとてもよかった」羽生結弦のSP世界最高に迫る “神ってた”と賞賛の声

2022年2月4日 18:15
ネイサン・チェン「今日の演技はとてもよかった」羽生結弦のSP世界最高に迫る “神ってた”と賞賛の声
フィギュアスケート団体予選男子SPで自己最高点をマークしたネイサン・チェン選手(写真:松尾/アフロスポーツ)

◆北京五輪、2月4日、フィギュアスケート団体予選男子ショートプログラム(SP)

アメリカのネイサン・チェン選手が、SPで自己ベストの111.71点をマークし、トップに立ちました。このスコアは、羽生結弦選手が持つショートプログラムの世界最高記録111.82点にあと一歩に迫る高得点でした。

ネイサン・チェン選手は今回、2シーズン前に自己ベストを出したプログラム『ラ・ボエーム』で挑戦。先月の全米選手権では同プログラムを滑り、6連覇を達成しています。

この日は4回転フリップ、トリプルアクセル、そして後半には高難度の4回転ルッツからのトウループのコンビネーションを決め、圧倒的な実力を見せました。

ツイッターでは『ネイサン』が日本のトレンド1位に。視聴者からは「ネイサン・チェンの団体戦ショートまじで神ってた」「すごすぎ」と選手の演技力に、賞賛の声が集まっていました。

演技後、取材に応じたネイサン・チェン選手は「今日の演技はとても良かったです」と手応えを口にしました。

そして、「ここにいられることがとてもうれしいです。今日の自分の演技には満足しています。目標はこの経験を最大限に楽しむことですが、すでに2度目のオリンピックの舞台にいられることをとても誇りに思います」と、北京五輪の舞台をかみしめていました。