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医学部学生「受験生の救済」求め署名提出

2018年12月18日 11:57
医学部学生「受験生の救済」求め署名提出

医学部の不正入試問題を受け、18日、現役の医学部の学生が文部科学省におよそ1万4900人分の署名を提出し、受験生の救済などを求めた。

筑波大医学群医学類6年・山本結さん「最終報告は出されたと思うが、まだまだ解決にはほど遠い状況だと思いますので、これからも調査などを継続していっていただければと思います」

文科省を訪れた現役の医学部の学生2人は、調査の継続などを求め、ネットで集めたおよそ1万4900人分の署名を担当者に手渡した。

また、不正によって医学部を不合格になった受験生の救済のために、来年の入学枠が狭まるのは「受験生が新たに犠牲になる」として臨時に定員を増やすことなども要望した。

文科省の担当者は「引き続きしっかり取り組んでいきたい。役割の重さを痛感している」などと述べていた。