他大学の医学部でも“不適切な入試”か
東京医科大学の不正入試問題を受け文部科学省が行っている調査で、他の大学の医学部でも不適切な入試が疑われるケースがあったことが分かった。
柴山昌彦文科相「複数の大学の入試で、男女・年齢等により取り扱いに差を設けている事案が判明しました」
柴山文科相はこのように述べ、過去6年間に女性の合格率が男性に比べて低い大学など約30校に訪問調査を行ったところ、複数の大学の医学部の入試で、性別や年齢などで差を付けたり、特定の受験生を優先的に合格させたりした疑いのある事例が見つかったと明らかにした。
文科省では、これらの大学に自主的に公表することを促す他、今後、他の大学に対しても訪問調査を行うという。